向陽寺の紹介

曹洞宗大悲山 向陽寺

沿革

  • 九州三十三観音霊場二十一番札所
  • 開基 天光丹瑞和尚
  • 建立 享保8年
  • 現住職 渡辺紀生 (通称ギター和尚)

当山は風光明媚な雲仙天草国立公園上天草市松島の一角にあり、曹洞宗熊本県第二宗務所第一教区79番のお寺です。
旅の僧、悟室宗舜上座によって享保8年(1723年)観音堂が建てられたとされています。
一説にはこの地に赤穂浪士の残党の一人が、切腹をした四十七士の霊を慰めるために写経を埋めた塚である六部尊だったといいます。

開基は遍照院天光丹瑞和尚とされています。
その後大矢野遍照院の庵寺となり向陽軒と称しました。
明治年間に入り正式に向陽寺として独立しました。

開山 師泉隆明大和尚
二世 祖峯梅苗大和尚
三世 三外隆道大和尚
四世 禅戒邦隆大和尚
により法灯が受け継がれてきました。

本堂の建立は大正2年1500円にて建てられています。
昭和63年に篠栗霊場からの申し出により認知症封じの観音様松島慈光観音が旧松島町の観光協会の手によって町民の皆さまの浄財にて建立され、九州三十三観音霊場21番札所として発足しました。

平成4年に現住職の晋山式が執り行われ、平成5年より住職によるギター説法が始まり、全国に知られるに至ります。

向陽寺の観音さま

松島慈光観音さま

お寺の敷地内には、「認知症封じ」の観音様が。
町民の浄材により、昭和63年(1988年)に建立されたそうです(九州三十三観音霊場認知症封じ松島慈光観音)。
他にも様々な観音様がお祀りされています。敷地内や裏山を周って観音様巡りをするのもいいですね。

魚濫観音さま

向陽寺の魚濫(ぎょらん)観音さまは平成元年、姫戸町の魚屋さんの申し出により魚介類のご供養をさせて頂いたのがきっかけで建立の発願となりました。
旧松島町を中心に、漁業組合や旅館組合、飲食業組合の皆さまの浄財を募り、京都の有名な仏師に依頼して彫っていただき、当山の本堂にお祀り致しました。
爾来、5月18日の観音大祭に合わせて漁業組合長や観光協会長に祭文をご奉読頂き、粛々と、さかな供養を続けております。
つきましては、海の恵みに感謝し魚介類の命に対する報恩感謝の誠を捧げたい個人や団体の方々のご供養をお引き受けすることと致しました。お申し込みをお待ち致しております。
一年中、当山の行事のある日以外はお受けいたします。
尚、詳細は当山寺務所までお問い合わせ下さいませ。

向陽寺に祀られている仏様

向陽寺には沢山の仏様が祀られています。

アクセスAccess

アクセス情報

  • 天草五橋の五号橋より約3.5km(車で4分)の所にございます。
  • 境内の駐車場には大型バス4台 駐車可
  • 境内より左折不可
  • アイドリング完全ストップ
  • 大型バスの駐車料金は1台1,000円、寺務所へお願いします。
  • 土、日、祭日を除いて午前7:30~午前8:00は通学路になるため一方通行になります。
    ご注意ください。

向陽寺、法話のご案内

  • 法話には予約が必要です。
  • 拝観料、法話料は無料です
  • 壇務等によりTV放映になることもあります。
  • 境内、堂内は禁煙です。

〒861-6102 熊本県上天草市松島町合津2856